こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
夏真っ盛り!
セミの大合唱がにぎやかです。
夏の予定も皆さまいろいろお考えでしょうか?
さて、
夏のお酒が新しく入荷いたしました。
左から
会津娘 別捌無為信・辰泉
ささまさむね・会津中将・奈良萬
一本ずつご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。
会津娘 別捌無為信
(あいづむすめ べつさばきむいしん)
特別純米酒 おりがらみ
福島県:髙橋庄作酒造店のお酒
地酒屋さんの頒布会の今月の一本です。
地元の方が、地元の素材を用い、
地元の製法で醸造してできあがった土産土法のお酒。
酒米には農薬や化学費用を使わずに
会津にて育てられた五百万石を使用。
まさに本物の地酒を目指して造られたお酒です。
原酒でおりがらみ、火入れされており、
その後は低温で少し熟成された後に出荷されました。
頒布会のお酒のため、一本のみの入荷。
テイスティングはなし。
人気の会津娘の蔵元さんが精魂込めて醸されたお酒です。
是非お召し上がりください。
つづきまして。。。
辰泉(たついずみ)真夏の辛口 特別純米
福島県:辰泉酒造のお酒 日本酒度:+10 酸度:1、6
辰泉さんの超辛口の夏のお酒。
テーマは「超辛口だけど、それだけじゃない酒」。
使われているお米は会津産の五百万石。
精米歩合は60%です。
一回火入れされていて生酒ではないのですが、
ふぅ~、今日も頑張った~という夜に
キーンと冷えたものを召し上がっていただきたいです。
雑味がなく、爽やかさやドライさがしっかりとあります。
テーマのとおり、ふんわりと柔らかに徐々に広がる旨みも充分。
辰泉さんのお酒の中では比較的新しい銘柄ですが、
旨みのある超辛口のお酒として当店が信頼を置いている
宮城県の乾坤一や福島県の萬代芳などがお好みの方にゲキ推しです。
シャキッとしたキレも素晴らしいですが、残り香や余韻も綺麗です。
おいしい。またがんばろう...と
明日への活力になること間違いなしのスパイシーなお酒です。
つづきまして。。。
ささまさむね 純米 夢の香 生酒
福島県:笹正宗酒造のお酒 日本酒度:-6 酸度:1、5
いつもお世話になっているお酒屋さん限定の逸本です。
出荷本数は驚きの120本のみ!
福島県が誇る酒米 夢の香が使われた
希少な純米酒。
火入れなしの原酒です。
フルーティーな香りと軽やかな口当たり。
スーッと気持ちよく飲み進めていただけそうな雰囲気を保ちつつ、
充実感のある膨らみのある旨みが感じられます。
キレ良く、シャープさもあるので、
重たさを感じさせず、バランスよく仕上がっています。
夢の香の酒米は母のお気に入り。
あっさりとした味のものにも合いそうです。
梅肉で召し上がっていただくハモの落とし(湯引き)や
自家製ポン酢をかけてお出しするハモの天ぷらなどともおいしそうです。
つづきまして。。。
会津中将(あいづちゅうじょう)純米吟醸 夢の香 生原酒
福島県:鶴乃江酒造のお酒 日本酒度:+2 酸度:1、5
こちらも酒米 夢の香が使われたお酒。
数ある会津中将の詩リースの中でも母が一番好きな銘柄。
当店でも多くのお客さまに人気で
出荷が今か今かと待ち遠しいお酒の1つです。
通常は火入されたものを販売されているのですが、
こちらは贔屓にしているお酒屋さん限定の特約品で
火入れなしの生原酒。
今回も斜め貼りのラベルは
お酒屋さんが一枚一枚手書きされています。
思い入れとお勧め感たっぷり!
口をつけてから余韻までの
甘み・酸味・辛みのバランスがよく、
それぞれの味の強弱や移り変わりが絶妙な流れです。
曲のようなハーモニーさがあります。
最初の一口から満足のおいしさですが、
飲み飽きせず、最後の一口の余韻までお楽しみいただけます。
今回最後のお酒です。。。
奈良萬(ならまん)純米 無濾過生原酒 中垂れ
福島県:夢心酒造のお酒
銘柄はいろいろあれど、
ハズレなくおいしく、なくなるのが早い印象の奈良萬。
お勧めして召し上がっていただき、
気に入ってくださる方が多いシリーズでもあります。
今回のお酒は、
五百万石を使って仕込まれた純米酒。
精米歩合は55%です。
雑味なく、清涼感がありそうです。
マスカットを思わせるような香り。
開けたてだと、奈良萬らしいピチピチとした
ガスもお楽しみいただけると思います。
爽やかさがありつつ、
上質な無濾過生原酒らしい
程よい強さを備えた旨みが感じられます。
重たさはなく、癖もなく、
バランスの良い真ん中部分を詰め込んだ
中垂れの飲みやすいお酒です。
今回は福島県の地酒が揃いました。
個性はそれぞれ異なりますが、
どれもお勧めしたくなるようなお酒ばかりです。
是非、お召し上がりください。
・・・と終ろうと思いましたが、
母が、思い立って
『会津まつり』を実施すると言い出しました。
ただいまご用意している福島県以外の地酒はしばらく寝かせ、
少しの間、会津の地酒のみご提供してみるのだそうです。
地酒というと、
何となく都道府県ごとに
味の傾向というのがあるように思いますが、
会津の地酒に限らず、福島県の地酒というのは、
趣や個性がバリエーションに富んでいるように思います。
同じ酒蔵さんで造られているお酒でも、
銘柄やシーズンによって、
雰囲気が驚くほどにガラッと変わったりします。
会津の地酒といっても、
本当にいろいろなタイプのお酒がありますので、
皆さまにご堪能いただけると思います。
何がきっかけで『会津まつり』を開催しようと
思ったのかは不明ですが、
ご検討をよろしくお願いいたします。