ご覧くださりありがとうございます。
今、久しぶりに地酒屋さんの果実酒やマッコリを豊富にご用意しています。
いろいろ仕入れたので楽しんでいただきたく、以前は地酒屋さんの果実酒などは1杯90mlでご提供していましたが、75mlに減らし、価格も下げてご提供しています。
初めて扱う銘柄も多く、いろいろご用意があるのですが、その中から今回は3本のお酒をご紹介しようと思います。
それでは最初のお酒です。。。

大信州(だいしんしゅう)みそれりんご梅酒 吟醸仕込
長野県:大信州酒造さんのお酒
アルコール度数:5度
契約農家栽培の完熟南高梅と大信州酒造さんの吟醸酒で造った「大信州の梅酒 吟撰仕込」に、最高級のサンふじりんごのすりおろしを絶妙なバランスでブレンドして造られているそうです。
レトロで可愛らしいラベルも目を引きます。

香りはまさに濃いりんごジュース。
フレッシュで蜜が詰まっている美しいりんごがパッと頭に浮かび、香りだけで若干よだれが出ます。

甘さは思ったよりも強くなく、切りたてのりんごの新鮮な風味と、梅の風味・酸味があります。

二口目以降になると、ほのかに苦味が出て大人な味に。
すりおろしたりんごの果肉感もしっかりあります。
少しずつ引いていくようにキレ、後味は爽やか。

切りたてのりんごの香りとジューシーさを維持できていることに驚きます。
味・香りのバランスで言うと、りんご8:梅2くらいのイメージ。
今回初めてで飲む前は、りんご梅酒ってどんな感じ?と思っていましたが、納得のりんご梅酒でした。
つづきまして。。。

PREMIUM GINGER(プレミアムジンジャー)生姜&かぼす
滋賀県:浪乃音酒造の果実酒
アルコール度数:8度
こちらも今回が初入荷。
生姜をじっくりと丁寧な作業で煮だして作ったジンジャーシロップに、かぼす果汁を合わせて造ったリキュール。
ジンジャーシロップ造りの段階で、手間暇がかかるので、元々は浪乃音酒造さんが期間限定・完全予約制で営業されていた料亭余花朗でしか飲めなかったお酒だそうです。
まるでワインのようなお洒落なラベルやボトルにも高級感があります。

鼻を近づけると生姜の香りが先行し、鼻から消えていく香りの最後にかぼすが現れる不思議で魅惑的な香り。
生姜の香りはパワフルで、土生姜の滋養を思わせつつ、冷やしあめも連想させます。

香りに負けない味。
甘口で、生姜の味からかぼすの風味に変わり、また最後の最後で生姜そのもののピリッとした辛味が軽く出てきます。
生姜→かぼす→生姜というように、味の変化が一口の中で素早く展開されていきます。
コクのある甘さ→爽やかさ→繊細で軽い辛さ、こんな流れがあるなんて思ってもいなかったので驚きました。
生姜とかぼすと考えると、生姜のインパクトが勝って全面に出てしまいそうな気がするのですが、きちんとかぼすもきいているのがすごいです。それでいて、酸味は目立ちません。
おいしさと驚きを同時に体験していただけます。
今回最後のお酒です。。。

唐草まっこり(からくさまっこり)
福岡県:浜地酒造のマッコリ
アルコール度数:6~7度
こちらも今回が初入荷。
ハクション大魔王の鞄を思わせる唐草模様のラベルが目立ちます。

発酵感が軽く、可愛らしさと親しみやすさを感じるのは、韓国のマッコリとはまた違って、日本酒の蔵元さんが日本酒の材料で造られているからだと思います。

ドロッとしておらず、さらさらとしていて、甘酸っぱさの中におかきのような香ばしさがあります。

とても飲みやすく、一口でおいしさが確信できました。
濃厚すぎず、薄すぎず、一瞬ブワッと広がって、すぐにキレます。
スッキリとした飲み口。

是非、冷たいうちに召し上がっていただきたいです。
私はかなり好きなタイプです。
今回は3本のお酒をご紹介いたしました。
全くジャンルが違う3本。
どれもそれぞれの良さが活きています。
気分とお好み是非どうぞ。