9月に入りましたね。
着るものを悩まされる時期ですが、
早く過ごしやすくなってほしいですね。
さて。。。
昨日、地酒が4本新入荷いたしました。
銘柄はこちらの面々です。
左から
百十郎「黒面」・百十郎「山廃」・古伊万里・豊賀
それぞれご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。
百十郎(ひゃくじゅうろう)「黒面(くろづら)」純米大吟醸
岐阜県:林本店のお酒 日本酒度:+3 酸度:1、7
8/6(土)に初めて仕入れた百十郎ですが、
一口飲んでおいしさにビックリ!
ということで、別銘柄を早速仕入れてみました。
しかも2種類同時に!
次にご紹介するお酒も百十郎の違う銘柄です。
要するに、それだけおいしかったということです。
こちらのお酒ですが、
やや辛口の純米大吟醸。
先日あれよあれよと売り切れた「赤面(あかづら)」と二枚看板のお酒だそうで、
日本酒初心者の方や女性にも好まれると評判の一本です。
純米大吟醸のお酒なので綺麗さが目立つお酒かと思いがちですが、
旨味がしっかりとあるお酒に仕上がっています。
余韻には綺麗さが感じられ、
優しい雰囲気を酸が締めるという感じで、
飲み飽きすることなくスーーッと飲めるお酒です。
つづきまして。。。
百十郎(ひゃくじゅうろう)山廃純米 無濾過生原酒
岐阜県:林本店のお酒 日本酒度:±0 酸度:1、8
こちらは山廃純米の百十郎です。
使用されているお米は五百万石のやや辛口のお酒です。
口当たりは山廃の割に軽めな感じがするのですが、
コクと甘味が後から徐々にやってきます。
しっかりめの酸味が山廃のお酒としては
全体的に軽めな雰囲気を醸し出しているようです。
こちらのお酒は燗もお勧めです。
燗にするとふわっと花が開くように
味や香りがまるくなるイメージですが、
今回のお酒は味の輪郭がよりはっきりと浮き出てきます。
日本酒上級者の方にもお勧めのお酒です。
さらにつづきまして。。。
古伊万里(こいまり)「前(さき)」 純米吟醸 火入れ
佐賀県:古伊万里酒造のお酒 日本酒度:+2、5 酸度:1、6
当店では珍しい佐賀県の地酒です。
純米吟醸となっていますが、
山田錦を50%まで磨いた大吟醸クラスのお酒。
先月「全米日本酒歓評会2014」にて
金賞を受賞したばかりの折り紙付きの銘酒です。
こちらのお酒の魅力は、
爽やかさと華やかさを兼ね備えた
美しいとも表現されるほどの吟醸香。
口当たりはさらりとして透明感があって、
瑞々しさ感じる甘味がふわ~っと広がります。
濃醇な甘味があるのが佐賀の地酒のひとつの特徴らしいのですが、
芳醇淡麗で甘すぎず辛すぎず、いい塩梅のお酒です。
今回最後のお酒です。。。
豊賀(とよか)純米吟醸 美山錦 中取り無濾過生原酒
長野県:高沢酒造のお酒 日本酒度:±0 酸度:2、0
今回が初入荷の長野の地酒。
読み方注意!の『とよか』です。
美山錦使用のやや辛口のお酒で、
フルーティーな香りは鼻を近づけるとバナナ、
口に含むと桃やりんごのようだそうです。
一番バランスのいい部分が使われていて(中取り)、
お酒の綺麗さと軽い熟成感が絶妙に融合しています。
無濾過生原酒らしいジューシー感もあって、
とっても魅力的なお酒です。
こちらのお酒は
男性だけにも女性にもよく好まれると聞きましたし、
日本酒初心者~上級者までをうならせることができ、
冷でも燗でもおいしいという
オールラウンドプレイヤー的な何ともやり手のお酒です。
今回はすべて初入荷の銘柄が揃いました。
新しくお気に入りに加わるものが見つかると嬉しいです。
是非どうぞ。