こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
3ヶ月以上ぶりの更新になりました。
4月末に近親者の急逝があり、思うように行かないことが重なり、地酒のご紹介もしばらくできませんでした。
何度もアクセスしてくださった方もいらっしゃるかも知れません。
お礼とお詫びを申し上げます。
昨日、地酒の試飲をしてきたので、またご紹介の再開をしていきたいと思います。
継続的な更新を考えています。
改めてよろしくお願いいたします。
今回は乾坤一と寫樂をご紹介いたします。
それでは最初のお酒です。。。
乾坤一(けんこんいち)純米吟醸 鈴風
宮城県:大沼酒造店のお酒
日本酒度:+3 酸度:1、7
乾坤一の夏限定酒です。
使われているお米は宮城県産のササシグレ。
精米歩合50%の贅沢造りの純米吟醸酒です。
スッキリ感のある爽やかな香り。
透明感はありつつ、味があるお酒を予感させます。
フルーティーな甘さ、活き活きと元気の良い酸味、ほのかな苦味、しっかりとした辛さが順に合わさり、渋味で締まってキレます。
それぞれの味の要素の働きがよくわかりますが、きっちりとまとまっていきます。
後味は苦味と辛味の余韻が綺麗に残り、また次の一口に誘います。
香りは強くなく、味重視のお酒。
透明感はありつつ、味のあるお酒に仕上がっていました。
冷たいうちに飲んでいただくのがおすすめです。
はも料理にもよく合いそうです。
併せてご検討ください。
もう一本のお酒です。。。
冩樂(しゃらく)純米吟醸 夏吟うすにごり
福島県:宮泉銘醸のお酒
寫樂の夏限定酒。
使用されているのは、掛米に山田錦、麹米に夢の香です。
精米歩合は50%で、こちらも贅沢な造りです。
薄にごりの度合いは、うっすら半透明。
香りは控えめ。
発酵感のある香りがわずかに漂います。
滑らかで優しい口当たり。
甘味がありますが、辛さもしっかりとしています。
酸味は柔らかで、苦味は序盤は控えめ。じわじわと後半に出てきます。
苦味と辛味で締まって、喉越しもドライ。
後味は苦味→辛味の流れで、喉が温かくなる辛さがしばらく続きます。
強くないものの、ほのかに香る香りは味とマッチしていて上品です。
2口目はよりまろやかで、きめの細かいミルキーさが増したように感じました。
飲み進めるごとにおいしくなる印象です。
繊細な味わい。
多くの方におすすめですし、最初の日本酒にもおすすめです。
季節は変わっても、いつでも人気の銘柄。
タイミングが合えば、是非召し上がっていただきたいです。
今回は2本のお酒をご紹介いたしました。
どちらも味がありつつドライで飲みやすいです。
気分とお好みで、是非どうぞ。