こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
お酒の売れ行きが良く、続々入荷中です。
今回は遅ればせながらの京の華と十六代九郎右衛門をご紹介いたします。
それでは最初のお酒です。。。
京の華(きょうのはな)純米吟醸
福島県:辰泉酒造のお酒
日本酒度:+2 酸度:1、4
幻のお米と呼ばれる京の華を100%使用の辰泉酒造さんの純米吟醸酒。
精米歩合は60%です。
穏やかな香り。
控えめな酸味と甘さの気配がほんのりと香ります。
清らかさがありつつ、丸い甘さ、じりっとした辛さ、少し塩味が混ざったような味があり、派手さはありませんが、とても上質な旨味を感じます。
繊細さもあって、おしとやかという表現が似合うのですが、おいしさは直接的に伝わってきます。
酸味が甘味に溶け込み、苦味は程良く、渋味は控えめ。
香りが強くないところも嬉しいポイント。
辛さをきかせてキレて、甘辛>酸味の後味。
癖がなく、いろいろな食べ物によく合うと思います。
私は特に好きなタイプのお酒。
多くの方に楽しんでいただけそうです。お勧めです。
もう一本のお酒です。。。
十六代九郎右衛門(じゅうろくだいくろうえもん)
山廃特別純米 赤磐雄町 2021BY 生原酒 仕込32号
長野県:湯川酒造店のお酒
久しぶりの入荷の十六代九郎右衛門。
岡山県産の赤磐雄町使用の特別純米酒。
精米歩合は60%です。
コンセプトは「雄町のチカラ×山廃=柑橘系!」。
ほんのりとした発酵感、酸味が香ります。
コンセプトどおり、柑橘系を思わせる甘酸っぱさのあるフルーティーさを感じます。
甘苦く、とろみがあって、酸味があるのにまろやか。
骨太で、甘味にも艶があり、頭に浮かんだのはベルベット。
酸味や辛さというエッジをきかせる要素はあるのに、滑らかさがあります。
ひねた感じや枯れ感はなく、しっかりとおいしい純米らしいお酒。
辛さをきかせてサッとキレて、のどに辛さの余韻がじわっと残ります。
香りは強くないのですが、飲み進めるごとに柑橘っぽさは増していきます。
今ご用意しているお酒の中でも、特に充実感のある一本です。
今回は福島県の飲みやすい辰泉と、味の濃い食べ物もどんと来い!な十六代九郎衛門をご紹介いたしました。
どちらもおいしいです。
気分とお好みで、是非どうぞ。